つい先日、貸し会議室の予約の相談をするために、会場の運営事務所に電話しました。
こちらのたどたどしい質問にもかかわらず、とても丁寧に対応してくれました。
しかも、質問していないこと(注意点)まで、丁寧に教えてくれました。
その瞬間、その施設への印象がすごく良くなって、
他にもたくさん貸し会議室があるなかで、
迷うことなく、ここを予約しようと決めました。
そのとき、どんな気持ちになったかというと、
「こんな丁寧に電話応対してくれるところなんだから、安心して利用させてもらえそう」って感じたんですよね。
これまでにも、多くの業者さんなどに対して、問い合わせ電話をしたことがありますが、
半分以上のケースでは、印象がいまいちでした。
なんというか、マニュアル通りの仕事しかしていないというか、若干、不機嫌そうな印象を受けたこともありました。
「あー、また質問の電話や。面倒やなー」みたいな感じで受け止められているのではと思ったりしていました。
この電話応対1つで、その後の契約や取引につながるかどうか、左右する、っていっても過言ではないんですよね。
逆に言えば、そこをきっちりと、丁寧に対応することができていれば、信頼関係も容易にできたりするとも言えます。
マーケティングにおいて、商品やサービスの内容の説明も大切ですが、
それ以前の、入り口の部分(問い合わせの窓口対応)が、実はポイントだったりもします。
これは、メールの返答でもそうですよね。
相手のことを思いながら、メールの返答をすることで、相手の受け止め方にすごく響き、
「この人なら信頼できそうだから、仕事をお願いしても大丈夫そうだな」って思えたりするんですよね。
あなたは、メールや電話、どれだけ相手のことを思って対応できていますか?
ちょっと考えてみてくださいね。