あなたは、部下と仲良くやれていますか?
そのメルクマールとなるのは、部下からプライベートでの飲み会に誘われるかどうかかなと思っています。
もちろん、役職的に誘いにくい部分もあるかと思いますが、イメージ的には、あなたが参加するとなった時に嫌な感情を持たれないかどうかですね。
公の飲み会、例えば、忘年会や新年会などは、おそらく普通に声がかかるでしょうが、少人数での仲間内での飲み会ともなると、
部下からすると、めんどうな上司は普通に誘わないはず。
その点、あなたは、大丈夫ですか?
プライベートな飲み会に誘ってもらえたり、嫌な顔されないためにも、こんなことに気をつけてください!
仕事での人間関係を大切にするためにやっちゃいけないこと
「気分屋になって、怒らないこと」です。
仕事での人間関係を考えたとき、部下からすると、上司のその時の気分次第できつく当たられることほど、ストレスに感じることはないんです。
例えば、何かの打ち合わせを部下と約束していたとしましょう。
でも、その直前にあなたは社長から呼ばれて、面倒な仕事を頼まれたとします。
その時点で、あなたはおそらく、その依頼事へのストレスと負担を抱えることになり、
部下との打ち合わせよりも、社長からの依頼に優先順位をすり替えてしまうかと思います。
この状況、あなたに限らず多くの人はこんなことを感じるはずです。
「部下との打ち合わせ予定してたけど、めんどうだなー。なんとか延期か、もしくはキャンセルできないかなー」
とはいえ、約束をした手前、余程の緊急事態ではない限り、部下との打ち合わせに参加しなければいけないという理性も働いていると思います。
となると、どうなるでしょう?
その時の感情としては、「部下との打ち合わせはさっさと終わらせよう」ですかね。
で、いざ打ち合わせを始めてみると、なんだか、なかなかスムーズに前に進まないってことがよくあります。
逆にスムーズに進む方がイレギュラーでしょう。
するとあなたは、こうならないですか?
「イライラ、イライラ」
もし仮に、あなたに時間的にも気持ち的にも余裕があれば、仮に想定通りに打ち合わせが進まなくても、イライラすることなく、じっくり対応できたかもわかりません。
でも、この状況だと、もーたまりませんよね。
で、これがそのまま部下への対応に影響しちゃうってのがよくあります。
例えば、「全然、事前に検討できてないやん。もっとしっかりやらんと。」とか、
「こんなに忙しい中、この状態でよく打ち合わせの依頼してきたなー」みたいな。
でも、ちょっと考えてみてください。
部下からすると、上司の忙しさとか、期限とか、コントロールしようがないし、関係ないことですよね。
それをいきなりぶつけられたら、
「なんやねん、この上司」と、口には出さないものの、そんな気持ちになってしまいます。
なので、お気持ちは分かりますが、イライラしないでくださいね。
とは言っても、人間は感情の生き物です。イライラしないでと言われてもなかなか難しい。
そんな時は、こう考えてください。
「もし、自分の上司がイライラして対応されたら、どんな気持ちになるかな」って。
相手の立場に立って、相手の気持ちを感じるようにしてください。
そしたら、自ずと、あなたの態度、行動は変わってきます。
感情をコントロールするのは難しいですが、感情だけで行動するのもまた違いますよね。
ちょっとこれまでの言動、思い返してみてはどうでしょう?
完璧でしたか?