あなたは、商品やサービスを販売するとき、どんなセールストークをしていますか?
「うちの商品は××です。あなたの事業にも、有効な内容となっていますよ。いかがでしょうか?」
なんてニュアンスになっていませんか?
まず、セールスする上では、相手のこんな感情を動かす必要があります。
- 今すぐ欲しい
- これで問題が解決できそう
- すごくかっこいい
- 人に自慢できそう
- モチベーションが高まりそう
などなど
そんな感情を動かす上で1つの大切なポイントがあります。
これはとても有効な方法なんです。
接客で相手の心を動かしてうまく販売するコツ
それは、
「売らないようにする」
です。
まー、ちょっと聴いてください。
正確に言うと、「売らないという選択肢も与える」ということです。
例えば、こんなセールストークがあったとします。
「このダイエットサプリ、誰にでも効果あります。毎日飲んで、わずかな食事制限だけで痩せることができます。よければどうですか?」
まーこれでもいいんですが、
これをこういう風に工夫すると、どうでしょう。
「このダイエットサプリですが、基本的には誰にでも効果あります。ただし、あなたが本気で痩せるつもりがなければ買わない方がいいです。確実に失敗しますから。なので、あなたがもし、本気で痩せたい気持ちがあるのであれば、話を続けますが、どうされますか?」
どうですか?
何でもいいから買ってください!って伝わり方じゃなくて、
あなたに合わせて、効果があるかどうか、明確に伝え、場合によっては売らないという選択肢があるという伝え方をします。
そうなると、
「この人は私に合ったものだけを販売しようとしてくれる信用できる人なんだ」って思えるんですよね。
もちろん、これは、口だけの話ではなくて、実際にお客さんに合った商品やサービスを考えて、提案することが必要です。
実際に、私も車検の見積もりをしたとき、こんな話がありました。
ディーラーさんから、こう言われたんです。
「たくさんの項目をやっていただくのが、当社としては嬉しいですが、個人的に、お客様の場合は、△と□と○は不要で、お金ももったいないと思えますので、必要最低限と思える項目だけに絞って見積もっています。」
これ、感情が動かされましたね。
「この人は何でもかんでも売り込まない、信用できる人だな」って思えました。
なので、このテクニックは、是非使ってください!!