そこそこの規模の会社ともなってくると、多くの人が働いています。
そして、そこで働く人の、その性格や特性、そもそもの育ってきた環境も様々です。
そんな中で、多くの人とコミュニケーションをとりながら仕事をする訳ですから、
そりゃ疲れますよね。
でも、ずっと働こうと思っている職場なら、そんな疲れを少しでも和らげたいものです。
そのためのコツって、
実はあるんです。
職場での人間関係の疲れをやわらげるコツ
「客観的な立場から、相手のことを捉えてみる」ってことです。
そもそも、何故、人間関係で疲れるのでしょう。
それは、自分ごとって考えて、相手との会話を真正面から受け止めているからなんです。
「えっ、当たり前じゃないの?自分のことでしよ?」
って思われますよね。
そう、もちろん、自分のことです。
でも、それをあえて自分のことではないように捉えてみましょうということなんです。
例えば、こんな会話があったとします。
「〇〇さん、なんで勝手に話を進めてるの?全然話しを聞いてないよ。おかげで大恥かいたじゃないか!ったく。ちゃんとやってくれよ!」
なんて上司から言われたとします。
あなたは、
「「君にまかせるよ」って、こないだ言ってたのあなたじゃないですか?何勝手に人のせいにしてるの?方針がブレブレで、ほんとこの上司と仕事してると、疲れるわ」
なんて、思っていたとします。
この場合、あなたは、上司の話を主観的に受け止めていますよね。
そう、真正面から受け止めると疲れるんです。
でも、こんな受け止め方をするとどうでしょうか?
「この上司って、人のせいにするのがうまい人だなー(笑)まー、人間だし仕方ないか。恥をかいたら誰しもその怒りを誰かにぶつけたくなるもんねー。それが今日は自分だったってことだね。今日はそんな日ということで、まーやることやるか」
分かりますか?
他人事のような捉え方をするんです。
すると、どうでしょうか?
まともに受け止めていない分、気持ちも少し軽くなる気がしないですか?
自分のことって捉えてしまうと、いろんな整理のつかない感情が湧き上がってきて、その感情を吐き出す先が見つからず、結果、疲れちゃうんですよね。
なので、客観的に、他人事だと思って、捉えてみてください。
ただし、注意してもらいたいのは、あくまでも捉え方だけの話であって、
話を聴く姿勢まで他人ごとのような態度をとってはダメですからね。
素直に、「申し訳ありませんでした。以後、ちゃんと連絡するようにします」って、返事しておきましょう。