コーチング は様々な場面で効果を発揮します。
基本的にコミュニーケーションが必要な場面全てと言っても過言ではありません。
でも、特に効果的と感じる場面はというと、
それは、
誰かと意見対立が生じている場面です。
この場面では、お互いに自分の主張が正しいと強く思っていたり、
もしくは、強く自分の主張をしてしまったばかりに、後に引けなくなってしまっていたりします。
なので、議論は収まるところを見せません。
そんなとき、コーチングができる人は、上手くこの状況を回避することができます。
例えば、こんなことを考えるんですよね。
「相手もしっかり考えて主張してきているんだろうな」とか、
「相手はどうして私の主張を受け止めようとしないのだろう?」とか、
「そもそもの目的からすると、この議論は意味があるのかな?」なんて。
そんな考え方をすると、
「自分の主張に無意味にこだわる必要はないよね。」って思えてきて、
そもそもの目的を明確にしながら、議論を収束しようとするんです。
で、無駄な議論を回避できるんですよ。
これができないと、議論に無駄に時間を費やしてしまったり、
下手すると人間関係に傷をつけてしまうことにもなります。
なので、あなたが部下と議論になったときは、
上からの立場で押さえつけようとするのではなく、
そもそもの目的をはっきりさせ、相手の考えも尊重してみてください。
すると、部下も変なこだわりがなくなり、議論もあっさり終わったりしますからね。