株式会社ビジネスコンストラクション Business Constraction

京都市で公認会計士による対人相談なら株式会社ビジネスコンストラクション

コーチング

誰でもできる、部下への動機づけ

投稿日:2017年3月8日 更新日:

上司の立場であるあなたは、気がついていますか?

部下もあなたと同じように、場合によってはあなた以上に、会社でやりたいと思っていることがあることを。

ここでのやりたいと思っていることとは、

例えば、

「新たなおもしろいサービスを考案する」

「無駄な作業を減らして、業務の効率化を図る」

「積極的に外部研修に参加できるルールを作る」

などなど。

で、あなたはそれを部下に話してもらうチャンスを与えていますか?

もしくは、部下から積極的に発言しやすいような環境を整えてますか?

もし、できていなかったとしたら、あなたは上司としてちょっと残念です。

なぜなら、これも上司の重要な役割だからです。

じゃあ、なぜ、あなたは、そうしたチャンスを与えたり、環境を整えたりしないのでしょうか?

ちょっと考えて見てください。

こんなこと思っていませんか?

  • 部下のそうした話を聞くのが面倒
  • その案が採用されて、実行することになると仕事が増えそう
  • 部下にそんな提案できる能力があるとは到底思えない

いろいろあるでしょうね。言い訳が。

でも、一方でいろいろやりたいことがある部下は、どんな気持ちでいるでしょうか?

「上司はいつも相談しにくい雰囲気があって、とっつきにくいなー」

「話を聴いてくれない上司は早く変わってくれないかなー」

「もっと自由に活動できたら、毎日がすごく充実するだろうなー」

なんてね。

そんな想いの部下をほっておいてしまうと、

あなたは上司として信頼してもらえなくなる可能性があります。

ほんとうに。

じゃあ、どうすべきでしょうか。

部下のモチベーションを上げるためにすべきこと

あなたなら、もうわかりますよね。

部下のことを気にかけてあげて、何でも話を持ちかけてもらいやすい雰囲気を出すんです。

もしくは、数ヶ月に1度くらいのタイミングで、そうした話を聴く機会を提供するんです。


これって、部下の意見を採用するか、却下するか、そこの問題じゃないんですよね。

話を聴くということなんです。

あなたに対して、もし、「話を聴いてもらえない人」ってレッテルが貼られて瞬間、

おそらく、あなたにはこうした相談は持ちかけられないでしょう。

話しても無駄と思われますからね。

部下の話にとことこ付き合ってあげて、それを実現させるためのサポートをしてあげるんです。

そこまでして、うまくいかなかったり、実現しなかったとしても、

部下は、悔しさもあると思いますが、またチャレンジしようとするでしょう。

そして、あなたには感謝すると思います。

こうした機会を与えてくれたことに。

私自身もこうしたチャンスをあたえてもらえたことは、今でも非常に感謝しています。

そんな関係になりたくないですか?

部下のモチベーションが高めることができると、たくさんいいことがあります。

例えば、

  • 仕事に積極的に取り組む
  • その状況を見て、周りの社員も刺激を受ける
  • その結果、チームや部署の業績があがる
  • さらに、会社の業績がアップする
  • その結果、あなたの鼻も高くなる(笑)


こんなにいいことがあるんですよ。

これは、今日からでもできることです。

これだけで、部下が意欲的に働くようになって、会社の業績も向上するのであれば、やらない理由が見つかりませんよね。

-コーチング

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

社内の人間関係を改善する簡単な方法

これまでに多くの企業を担当してきたこともあり、たくさんの組織内部の状況を見てきました。 で、共通することといえば、 「人間関係がうまくいっていない」 なんですよね。 当然、深刻なケースもあれば、そこま …

人間関係を維持したまま、失敗を反省させるコツ

人は失敗する生き物です。そのため、指導することも多いと思います。 でもその度に、人間関係に少しずつヒビが入りそうだなと感じたことはありませんか? 人間関係を壊すことなく、人の失敗を指導し、反省させて、 …

着実に目標を達成していくためのポイントとは

目標を設定しても、なかなか続けていくモチベーションを維持するの、難しいですよね。 これって、ある意味、当然なんですよ。 誰しも、基本的にはモチベーションというのは低下していくんです。 イメージ、記憶と …

部下のモチベーションを高める方法

仕事に対して、モチベーションがすっごく低い部下がいたとします。 あなたが上司なら、どんな方法でそのモチベーションを高めようと思いますか? 例えば、面談をして、話をじっくり聞くとか、 先輩として、仕事へ …

部下の有給休暇の申請の取り扱いのポイント

ビジネスパーソンにとって、休日というのは、どうしても待ち遠しいものですよね。 普段、一生懸命、働いているので、息抜きは必要なものです。 仕事の効率化を考えると、メリハリをつけることは大切。 以前にプロ …