組織で働く以上は、周りとの人間関係はうまくやりたいですよね。
あなたに部下がいれば、部下とも仲良く仕事ができるのがベストです。
部下があなたのことを信頼してくれていて、いろんなことをきっちりと報告もしてくれて、
相談事項があれば、適時に話してくれたりして、
そんな関係が出来上がれば、あなたも部下もハッピーですよね。
でも、仕事なので、うまくいかないこともたくさんあると思います。
優秀で、信頼できる部下がでっても、あなたが想定していない行動をしてしまうこともありえるわけです。
そんな状況では、ついつい、あなたは少し感情的になってしまうかもしれません。
でも、これだけは絶対にやらないでくださいね。
これまでの信頼関係が一気に潰れてしまう可能性がありますから。
人間関係を構築したいなら、絶対にやってはいけないこと
それは、これです。
「人前で叱ること」です。
基本、誰もが叱られたくありません。
もちろん、私も人から叱られることは大嫌いです。
でも、時には「叱咤激励」という言葉があるように、叱ることが必要な場面もあります。
なので、叱ること、叱られることを否定するつもりはありません。
でも、絶対に、「人前ではそうしたことをしてはダメです」
叱られた方は、人前であると、2倍以上に凹むことになります。
誰もいない部屋で、1対1で叱られるのと、
大勢の前で叱られて、
周りから同情されたり、みんなの前で恥をかくことは、当人にとっては本当につらいです。。。
一方で、叱る立場にいる人にとっても、これはよくないんです。
なぜだかわかりますか?
その光景は見た人はどう思うと思いますか?
「あー、また始まったよ」とか、
「あの人、ほんと感情的で余裕がないよね」とか、
「あの人とは絶対に仕事したくないわ」
なんて思われてしまう訳です。
人間関係という意味では、当事者同士だけでなく、周りともギスギスし始めますよ。
なので、こうしてください。
「誰もいない場所で、まずは相手の言い分をきっちりと聞いて、それでもどうしても必要ならば叱ってください」
でも、どうしても叱らないといけないケースっていうのは、怠慢であったり、人にすごく迷惑をかけていることぐらいであって、
単に能力不足というだけや、やり方が自分と違うというだけであれば、叱る必要はありませんからね。
能力不足を叱ることで、解決できるのであれば、苦労しませんからね。
むしろ、その場合には、モチベーションを上げるような声掛けをしてあげるべきです。
「君ならできるよ。がんばってみて。」って感じで。