あなたは、年に1回から2回くらい、部下との面談をされているのではないでしょうか?
目標設定、人事評価の通知、人事的な連絡、相談対応などなど、
たくさんの面談の機会があるかもしれません。
そんな面談の場で、意識していることってありますか?
例えば、
- 部下の意見をよく聞く
- 部下を追い込まないようにする
- 部下の顔色を見て話す
などなど、いろいろありますね。
これらはどれも大事ですが、人間関係を構築する上で、こんなことも意識するとすごくいいですよ。
人間関係を構築する部下との面談でのやり方
面談と言えば、部下の考えや、意見などを聴くのがメインになりがちです。
でも、ちょっと想像してみてください。
部下の立場からすると、意見を聴いてもらえるのはとても嬉しい。
でも、「そんなにいろいろ聴かれてももう意見なんてないし、そこまでたくさんの考えられないよ」って思ってしまっているかもしれません。
私もそんなことを感じた面談はたくさんありました。
もしかしたら、「将来、あなたはどうなりたいの?」みたいな形で、あなたが意図しないうちに、追い込みをかけられている印象を受けてしまっているかもしれません。
面談では、普段から思っていないような意見をその場で発言しても仕方ないですし、面談の実質的な目的からすると、それってブレてしまいますよね。
なので、上司であるあなたが、こんなことを話してみてください。
「私の場合、今は××なことを考えていて、△△をしていきたいと思っているんだよ」
とか、
「私の将来の目標は、○○なんだよね。なので、今は必死で◻︎◻︎に取り組んでいるんだよ」
みたいなね。
するとどうでしょう。部下からすると、
「へー、この上司は普段はそんなこと考えていたんだ。すごいなー」とか
「この上司の取り組みに対して、自分はまだまだだなー。見習ってがんばろう」とか、
もしかすると、「普段はあまり仕事してないように見えるけど、すごくいろんなところで戦っていたんだ。ずっと勘違いしていたよ」
なんて、気づきも与えられるしれません。
これは、こうした密室の公の場で話をすることで、すごく部下に印象を与えるんですよね。
せっかくの面談の場があるので、部下の話を聴くいいきっかけでもありますが、
上司のあなたの話しを個別にするいい機会でもあります。
これをすることで、部下との人間関係は一気によくなり、親近感も湧いてきて、信頼関係を構築できるようになります。
今度の面談の機会では、是非、あなたの話もしてあげてくださいね。