これまでに多くの企業を担当してきたこともあり、たくさんの組織内部の状況を見てきました。
で、共通することといえば、
「人間関係がうまくいっていない」
なんですよね。
当然、深刻なケースもあれば、そこまででもないケースもありますが、
90%くらいの確率で、社員の人が楽しそうに仕事をしていないんですよね。
理由は、上司や部下との関係です。
じゃあ、残りの10%はどうかというと、
残念ながら、私が見えていないだけで、
「イキイキと仕事されていました」と肯定的な意味ではありません。
じゃあ、考えてみて欲しいのが、
人間関係が良い職場環境で仕事ができたら、どうなるでしょうか。
おそらく、こんな感じです。
- 笑顔で仕事ができる
- モチベーション高く仕事に取り組める
- コミュニケーションが活発になって、仕事のミスが減る
- 会社の業績改善に直結する
いいことを尽くしです。
じゃあ、何故、そこの改善が進まないのでしょうか。
特に経営者の立場からすると、業績改善のために、各種の取り組みを行っている訳ですから、
人間関係を改善することにも注力すべきではないでしょうか。
でも、なかなか、できないんですよね。
おそらくこんな理由から。
- 人間関係を改善する方法が見つからない
- 自分も当事者なので、解決できる立場にない
- そもそも、ややこしいのでできるだけ関与したくない
- その取組みには時間がかかるので、他の仕事時間を犠牲にしてまで、対応できない
など、いろいろありますね。
じゃあ、そっとしておいて、お互いに大人なんだから、当事者同士で解決してもらうことを待ちますか?
そうこうするうちに大切な従業員の方が人間関係の悩みで鬱になったり、退職されたりするのも仕方ないですか?
そうじゃないですよね。
従業員のことを大切にする会社なら、真っ先に解決すべき課題なんです。
どうしましょう?
私が思う1つの改善方法は、
「第三者を介入させること」です。
もちろん、社外の第三者。
それも、それが解決できる人。
それは、「コーチング」ができる人が該当します。
何故なら、コーチングによって、当事者それぞれが思っていることを頭の中から引き出してあげて、
どうしたいのか、どうなりたいのかを明確にしてもらうことで、解決の方向に向かって歩んでいくことをサポートできるからです。
人間関係が解決できると、おそらく当事者は毎日、楽しく仕事ができるようになり、
周りの人もその影響を受けて、明るい職場の雰囲気ができあがり、
みるみるうちに、会社の業績も向上することでしょう。
もちろん、完全な解決に時間がかかるケースとそうでないケースがありますが、
着実にいい方向に進んでいけると思います。
コーチングに興味を持ってもらえましたか?
関係するブログ記事もたくさん投稿していますので、いろいろ読んでみてくださいね。