組織内での人間関係の悩みを抱えている会社って、本当に多いですよね。
逆に悩みのない会社を見てみたいくらいです。
で、この悩みは何とか解消したいと思いますが、、、
そもそも、悩みは作らないようにすれば、解消するってのも不必要になりますね。
明らかに、問題を解決するために尽力するよりも、問題を発生させないようにすることの方が楽ですから。
じゃあ、この組織の人間関係の悩みを発生させないようにするためには、どうすればよいでしょうか?
あなたが上司の立場であれば、どうですか?
組織の人間関係の悩みを発生させないようするためには
「これまで、何が原因で人間関係がこじれたのか」
例えば、
コミュニケーションが上手くいっておらず、ついつい厳しいことを部下に言ってしまった。
意見が合わず、お互いに引くことなく対立(ケンカに近い状態)してしまった。
ついつい、部下の陰口を叩いてしまったのが、部下の耳まで届いてしまった。
思い当たる節はありますか?
他にもあると思いますが、こんな感じのことが原因として考えられますね。
じゃあ、次です。
この原因となることは、そもそも回避できたかどうか、考えてみてください。
例えば、1つ目の部下への厳しい発言に関しては、その時の感情に流されないように意識すれば、厳しい言葉を言わずに済んだのかもしれません。
2つ目の意見対立に関しては、部下の意見にも一目置くような態度をとれば、お互いに自分の意見にも固執することなく、適切な案をお互いに合意のもとで採用できたかもしれません。
3つ目の陰口ですが、「もしかすると、誰かに告げ口されるかもしれない」と思ったら、陰口なんて叩きたくなくなるかもしれません。
つまり、原因となることなんて、何とでも回避できるんですよね。
そして、これらに共通していえることがあります。
それは、
「常に、相手の立場を意識すること」です。
相手の立場(ここでは部下の立場)に立って考えると、
不必要に厳しいことを言われたくないし、
自分の意見もある程度尊重してもらいたいし、
陰口だって当然言われたくない、
ですよね。あなたもそうであるように。
これが意識できていないから、ついついその場の感情に流されて発言してしまったり、後先のことを考えずに行動してしまって、
その結果、意図せず人間関係がこじれてしまっているケースが殆どです。
「常に相手の立場に立って考える」を意識してください。
実はこれ、言うのは簡単ですが、なかなかやはのは難しいです。
コーチングをしている私ですら、ついつい感情に流されて発言してしまうことがあります。
なので、徹底的に意識してくださいね。
きっと、社内でのいい人間関係が構築できるはずですから。