組織の人間関係を悪くしている原因ってどんなことが、考えられるでしょうか?
例えば、あなたが上司である場合に、どんな風に部下と接していますか?
部下との接し方にもいろいろあると思いますが、その一つとして、部下を褒めるというのがありますよね。
ただ、日本人は基本的に人を褒めることが苦手なんです。
照れ臭いと感じたり、安易に甘やかすのは良くないという考えも邪魔したりしてね。
特に職場の社員を日常の中で褒めることに関しては、そんな傾向がありますよね。
そんな部下の褒め方にも、ポイントがあるんです。
組織の人間関係を改善するための褒め方とは
あなたが部下を褒める時って、どんな時でしょうか?
- 部下がお客さんから契約を獲得してきたとき
- 部下が作成した資料のできがすごくよかったとき
- 部下の成長が明確に感じられたとき
などなど、いろんなタイミングがあるかと思います。
で、あなたは、どんな風に褒めてますか?
「よく頑張ったな」とか、
「すごく成長したね」とか、
「契約獲得おめでとう」なんて、褒め方がありますが、
やっぱり、大事なのって、これかなと思います。
「いい調子でやってくれてるね」
もちろん、言葉の文言はこれじゃなくてもいいですよ。
この意味、わかりますか?
これって、褒めてるというよりも、声をかけてる方に近いかもしれません。
人って、褒めてくれることも嬉しいけど、
でも、それだけだと、スポット的なタイミングでしかそうした機会がなくて、
目に見えて成長したことがわかる時や成果があった時でなければ、その機会が訪れませんよね。
でも、例えばこの「いい調子でやってくれてるね」だと、
部下が頑張っていて、順調に仕事が進んでいる状況である限りは、いつでも言える機会があるし、まだ具体的な成果に結びついていなかったとしても言えますよね。
つまり、部下は、気にかけてもらいたいです。
あなたが、あなたの会社の社長さんから、「最近すごく頑張ってくれているみたいだね。期待してるよ」なんて言われたら、どうですか?
すっごくモチベーションが上がって、頑張ろうって思えますよね。
そうなんです。それをあなたが部下にやってあげるだけなんですよ。
簡単ですよね。