あなたは商品を買うとき、どんな動機で購入しますか?
① 緊急性を要して買うパターン。
例えば、風邪をひいて、薬局で薬を買うのが、それですよね。
このパターンは、買おうかどうか、迷うことなく、確実に購入します。
② 生活に必要なために買うパターン
例えば、シャンプーなんかが、そうですよね。
このパターンも、迷うことなく購入します。
ただし、①ほど緊急性はないので、確実にいつか購入するものの、今すぐ購入するかはその時の状況次第です。
③ 自分にプラスになると思って買うパターン
例えば、自己啓発本や贅沢品なんかがそうですよね。
こちらは、買うかどうか、慎重になります。
ここで、あなたが売り手である場合、この3パターンのうち、どのパターンが売りやすいですか?
もちろん、
①ですよね。
でも、おそらくあなたが事業家である場合、あなたの商品やサービスは③なんじゃないですか?
じゃあ、売りにくいですよね。。。
でも、あなたの商品を③から①にする方法があるんです。
それは、何かというと、
顧客の気持ちを変えてしまえばいいんです。
あなたの商品やサービス自体を変えるのは難しいですけど、
顧客の気持ちを変えるのは、それに比べると、容易だったりします。
どうやって?
それは、こうです。
例えば、あなたの商品が、サプリメントだったとしたとき、
「健康になりたい人は買った方がいいですよ」ではなくて、
「サプリメントを飲まないと、相当の確率で将来、病気になりますよ」って教育するんです。
もちろん、嘘は絶対にダメです。
でも、嘘ではない範囲で、顧客のためになるのであれば、表現の工夫はできるんじゃないですか?
他にも、あなたがスポーツジムの運営をしているとします。
この場合も、「健康になりたければ、運動しませんか?」ではなく、
「将来、運動不足で、肥満体質になり、ずっと病気と付き合っていく生活をしたくなければ、今のうちですよ」
って、気持ちを変えるんです。
あなたは、できていますか?