JVって言葉、聞いたことありますか?
よく、工事の看板で、JVって言葉が書いてあるのを見たりするかと思います。
これは、ジョイントベンチャーって呼ぶんですね。
ジョイントベンチャーとは、いろんな定義がありますが、端的に言えば、複数の組織が協力して、業務を行うようなものです。
そのジョイントベンチャーって、マーケティングにおいても、すっごく有効なんです。
どんな風に有効かというと、
ジョイントベンチャーする相手先(協力してもらう企業)が持っている顧客リストを利用させてもらうんです。
つまり、自社だけで集客が難しい場合、その顧客リストを利用させてもらえれば、
時間をかけずに、集客できることになるんですよね。
こんなに素晴らしい仕組みないですよね!!
でも、こんなこと思われたんじゃないですか?
「そんな簡単に顧客リストを渡さないでしょう」ってね。
もちろん、その通り。
そんな簡単に顧客リストが手に入れば苦労しませんよね。
なので、そのためにやるべきことが何点かあります。
協力してくれる企業との信頼関係を構築する
一番大切なことかもしれません。信頼関係がないと、協力会社からするとこれまで築きあげた顧客との信頼関係を失うことにもなりかねないので、
しっかりとした関係構築が前提となります。
これには、少し時間もかかるかもしれませんが、既に構築されていれば、話も早いです。
続いてこれです。
協力会社のメリットを明確にする
お気づきの通り、協力会社も、いくら信頼関係が構築できているとはいえ、タダでは顧客リストを提供したくないですよね。
なので、対価が必要になるわけなんです。
例えば、どんな対価があるかといえば、
- 自社が、その顧客先から収益が獲得できたら、一定の成果報酬を支払う
- 逆に、自社の顧客リストを協力会社に提供する
などなど。いろいろ考えられます。
要はお互いにWINWINの関係になることです。
そして、もう一点。
協力会社に手間をかけさせない
協力会社からすると、理屈はわかるが、面倒なことはやりたくないって気持ちが働くんですよね。
なので、基本的に全ての段取りは自社で行います。
協力会社には、顧客リストを渡してもらうだけにするくらいのイメージです。
で、(自社で成果が上がれば)知らないうちに、入金されている、みたいな。
それだったら、手間もかからないし、顧客リストを資産として有効活用できているので、協力会社にとってもいい話ですよね。
まだまだ、留意すべき点はありますが、まずはこれだけは絶対に抑えておくべきでしょう。
くれぐれも、協力会社に迷惑をかけないようにだけは、気をつけてくださいね。