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部下のモチベーションを高める方法

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仕事に対して、モチベーションがすっごく低い部下がいたとします。

あなたが上司なら、どんな方法でそのモチベーションを高めようと思いますか?

例えば、面談をして、話をじっくり聞くとか、

先輩として、仕事への向き合い方のアドバイスをするとか、

いろいろありますよね。

言葉のやりとりも大事ですが、行動からモチベーションを高めるというのも効果的です。

なので、こんな方法が考えられます。

それは、

部下に成功体験を持たせることです。

なぜなら、成功体験が持てると、部下は勢いづくことができるからです。

きっと、その後の仕事へのモチベーションも高まるでしょう。

では、上司であるあなたは、どうすれば部下に成功体験を持たせることができそうですか?

いろいろあると思います。

少し考えてみてください。

1つあげるとすれば、こんな感じでしょうか。

部下を前面に立たせること。


すなわち、チームで働いていたり、部署単位での仕事があった場合、

通常であれば、そのリーダー的な存在の人が指揮をとって進めていくと思います。

なので、内部的な動きはそれでいいと思いますが、

対外的には、部下にそのプロジェクトの中心人物として、プレゼンをさせたりするんです。

もちろん、チームメンバーのサポートは必要ですが、普段は裏方的な働き方をしている部下を、前面にたたせるんです。

もしかすると、最初は部下も拒否反応するかもしれません。

でも、言い方1つで、その気にさせることができます。

例えば、

「××さんには、これからどんどん活躍して欲しいと思っているから、今度のクライアントへのプレゼンをお願いしたい。できる力を持っていると思うだよ」

なんて、言われたらどうでしょう。

それこそ、モチベーションも上がって、やる気満々な気持ちになりますよね。

そして周りもしっかりサポートして、プレゼン自体はいいものにします。

結果的に、クライアントから何かの仕事を受注できなかったとしても、

それはプレゼンの内容だけの評価ではないので、そこはそれほどきにする必要なし。

大事なことは、力の限り、やりきったということです。


それが、成功体験です。

おそらく、部下も力を出し切ったのであれば、その満足感も高いと思います。

そして、更なるレベルアップをして、また、前面に立って仕事をしたいと思うことでしょう。

なので、まとめとしては、部下に仕事の前面に立たせて、全力で取り組ませるという「成功体験」を持たせること。

これをやってみてください。

部下のモチベーションに響くことは間違いないです。

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