人は何かをしてもらうと、基本的にそのお返しをしたくなります。
したくなるというか、しないと気持ち悪いんですよね。
これは、返報性の原理といったりします。
突き詰めて考えると、借りができている状態ではいたくないという感情からの行動ともいえます。
この行動をうまくマーケティングに活かせる方法があります。
それは、
人のために何かをしてあげること。
例えば、
人のお商売のために、優良なお客さんを連れてくることであったり、
自社のサービスを無料で提供することであったり。
そんなことされると、お返ししたくなりますよね。
なので、
マーケティングを行うに当たって、誰かにお客さんを紹介してほしければ、
まずは、自分から誰かにお客さんを紹介するところから始めましょう。
場合によっては、自社の商品、サービスの営業をするよりも、
気持ち的にも、余裕を持って、営業できたりしそうじゃないですか?
だって、自社の商品、サービスとなると、ちょっと必死になり、感情的になったりしますが、
知人の商品、サービスなら、おそらく感情的になることなく、
興味をもってもらえたらラッキーみたいな感覚じゃないですか?
余裕を持って取り組めるマーケティングほど、強いものはないですよね。
是非、自社の商品、サービスを売るチャンスだけでなく、
知人の商品に興味をもってくれる人を見つけることにも、フォーカスしてみてくださいね。