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よくある部下との面談の間違いとは?

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部下との面談で、あなたはどんな会話をしていますか?

例えば、「最近、調子はどう?」とか、

「何か悩みとかある?」とか、

「これからどんなことをしていこうと思ってる?」

なんで、質問をしていませんか?

この質問をして、あなたの部下は、素直な気持ちで、思っていることを話すことができそうですか?

私には、そうは思えないですね。

質問の目的が明確になっていないまま、質問するのはよくないんです。

質問の目的と順番を意識する必要があります。

その方法とは、

まずは、部下の目標を明確にして話を始めること。

例えば、「あなたの今年の目標は××でしたね」とか、

「あなたの設定した××という目標に変わりはないですか?」と質問することで、

まずは部下の目標の再確認し、共有します。

それから、その達成具合を確認します。

例えば、「目標達成できた状況が100点だったら、何点まで達成できたと思いますか?」とか

「現時点、あなたはこの目標に対して、どんな状態ですか?」なんて質問をします。

そして、次の展開は、

「×点なんですね。その×点で達成できたことはなんですか?」です。

ポイントは、できたことにフォーカスします。

そうすることで、「ここまでできたんだから、今回できなかった部分も、何としてもやってやるぞ!」って気持ちになりやすいんですよね。

よくあるのが、「何ができなかったですか?」といった感じで、できなかったことにフォーカスしてしまうこと。

そうすると、部下はできていないというネガテイブなことを考えるようになってしまい、

その結果、その後の会話も、暗い感じになりがちです。

もちろん、仕事へのモチベーションも上がりにくくなります。

つまり、ここまでしっかりと考えて、面談すべきなんです。

コーチングでは、これらのスキルを学びます。

部下との面談は、部下のやる気を引き出す絶好の機会でもあるので、

是非、ポジティブなところにフォーカスして面談してくださいね。

-コーチング

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