株式会社ビジネスコンストラクション Business Constraction

京都市で公認会計士による対人相談なら株式会社ビジネスコンストラクション

コーチング

部下へのうまい指摘の仕方

投稿日:2017年1月20日 更新日:

あなたは、部下に対して、上司としての立場から仕事の内容などを指摘することってありますよね。

その時、どんな感じで指摘してますか?

いきなり、直球を投げるタイプですか?

それとも、オブラートに包むタイプですか?

どちらがいいとも言えない話ですが、

部下の立場からすると、こんな指摘の仕方もいいんじゃないですか?

それは、

予め、部下に対して、今から指摘することに了承をもらってから、指摘するんです。

了承をもらって??

つまり、こんな伝え方をするんです。

「こないだ対応してくれた提案書の件、ありがとう。積極的にやってくれたので、助かったわ。

それで、ちょっと気になったところ、今後の参考になると思うし、伝えといてもいいかな?

まずは、冒頭の書き方やけど、もう少し丁寧な表現にした方が、お客さんにも伝わりやすいから、次回からは気をつけて書いてみて。•••••また、次回もよろしくな」

どうですか?次回はもっと頑張ろうって思えてきませんか?

仮にこれと同じ内容で、こんな伝え方をしたらどうでしょう。

「こないだの提案書やけど、冒頭の書き方が全然、お客さんに伝わらへんやん。

もっと丁寧にかかなあかんで。•••••

次はしっかりたのむで。」

おそらく、こんな伝え方されたら、部下は凹むでしょうし、

今後、上司のことを恐れてしまって、コミュニケーションにも影響してくるかもしれません。

ポイントは、まずは感謝すること。

そして、あなたの成長を思って指摘することを事前に伝えること。

これがあるのと、ないのとで、印象が全然違うでしょう。

是非、こんな伝え方をやってみてください。

-コーチング

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

部下へのメールでやってはいけないこと

上司であるあなたは、部下の仕事の進捗状況の確認メールを送ることがあると思います。 そんな時、どんなメールを送信していますか? まさか、こんなメールを送信していないですよね? 「××の件、どうなってるん …

イライラしないようにするためにやること。

コーチングをできる、身分とはいえ、やっぱり人間、 イライラしてしまうことってあるんです。 コーチングを学ぶ前に比べると、全然減りましたけど、あります。 その原因、何かなって考えてみました。 すると、や …

行動できるようになるためのヒント

社会人10年以上になってくると、なかなか、自主的に行動をとるのって腰が重いですよね。 例えば、英語の学習。 やるべきとはわかっているものの、 なかなか重い腰を動かすのが一苦労。 それに、何から手をつけ …

意見の対立を回避するコーチングスキルとは

コーチングのスキルを身につけると、こんなことができるようになりました。 ズバリ、意見の対立があっても、素直に相手意見を受け止めようとする姿勢をもてるようになり、 相手の考えを受け入れることができるよう …

あなたの部下との面談のタイミングは大丈夫ですか?

あなたは、部下と定期的に面談していますか? 社内ルールとして、年に2回とか、面談を行う制度を採用されている会社もたくさんあります。 でも、それだけで十分でしょうか? あなたの部下はその時に話したいこと …